グローバル人材の育成の一環として、MBA派遣制度を実施してきたが、組織への波及効果が見えない。より、有効な海外研修プランを検討したい。
MBA派遣制度のメリット・デメリット
メリット:
- 将来の上級管理職候補として、良質な思考力を体得することが可能。
- 学校によっては、幅広いネットワークを構築することが可能
デメリット:
- TOEFL、GMATのハードルが高く、派遣したい人材が必ずしも派遣できる人材とは限らない
- 2年近くの長期にわたり、パフォーマンスの高い人材を現場からはずすことは大きな負担となる
- 費用が高く、ごくわずかな人数にしか受講機会を与えることができない。そのため、組織への波及効果を考えると面展開が困難。
事例
大手サービス B社
【背景】
グローバルビジネスの展開を見据え、実施してきた年2名のMBA派遣制度だが、グローバル化のスピードを速めるために、より多くの優秀な若手人材に門戸を拡げた、海外研修制度を展開したい。
【アプローチ】
現状の点展開を面展開とするために、年2名分の予算を最大半年間以内の個別海外研修プログラム20名分に振り分ける。プログラムは20名それぞれのキャリアイメージ、予算枠に応じた、個別の研修計画を組む。
英語力向上を主目的とせず、グローバルビジネスを展開していくための、効果的なコミュニケーション力・経営フレームワーク、そして異文化体験を通したグローバルマインドの形成として、語学学校、大学、ビジネススクール、企業訪問などを組み合わせる。
【期待される効果】
- 高い学習意欲を持つ世界各国からの人材とともに学ぶことにより、自己変革の意識の向上
- 年間2名から年間20名へと異文化体験を持ち、変革力ある人材が増えることにより、周りの意識が変わりやすくなり、組織への波及効果が高まる
- 人材のリテンション効果
グローバルスキルを更に、個々の育成可能なスキル群に分解することで、実践可能な研修体系案の作成が可能となります。
※グローバル人材育成研究会では、年に4〜5回のセミナーを通して、「グローバル&自立型人材育成」における事例紹介、国内外の教育機関・プログラム紹介を行っています。ぜひご入会下さい。
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