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代表メッセージ

グローバル・エデュケーション 代表取締役 福田 聡子

グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・
コンサルタンツ株式会社 代表取締役
福田 聡子

グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社の代表取締役に 9月1日より就任致しました、福田聡子です。 2000年の12月に起業したその日は、「グローバル&自立型人材の育成」をしたい、世界中どこにいても自分を最大限活かしながらイキイキする人の育成をしたいという志はありましたが、他には何もない会社でした。ただ、その志を、クライアントの方々、一緒にパートナーとして協業してくださる、一流の講師・コンサルタントの方々、そして世界中に広がる大学やビジネススクールの方々と対話を重ねる中で、様々なチャレンジングなプロジェクトをお任せいただきましたこと、心より感謝しております。

この20年を振り返ってみると、前代表の布留川の「志」に「共感」いただいた皆様と一緒に、必ずご期待にお応えする気概からの「信頼」をベースに、一つ一つのプロジェクトに全力で取り組ませていただきました。その過程で、会社が力強く育ってきた、皆さまに育てていただいたと思っております。

期しくも、創立20年の2020年は、コロナウイルスの感染拡大が深刻化する時期と、計画をしていた代表交代の時期が重なる形となりました。そしてこれは、新しいグローバル・エデュケーションへのアクセルを一気に踏むタイミングとなりました。

コロナ禍の影響が明らかになった3月には、社員、パートナーそしてクライアントの方々と力を合わせ、すべてのプログラムをオンラインでお届けする体制を、今までにはないスピードで整えることができました。また、人材育成ご担当者の方々にとっての情報提供の場となる、グローバル人材育成研究会オンライン版は、それまでの月に1回の頻度を週に2-3回の頻度で開催するようになりました。その場を通じて、これからの時代を形作る人財を作っていくうえでの新しい課題をクライアント、パートナーの皆様と共に対話を続けてまいりました。

この度、代表交代の9月を迎え、私たちがこだわり続けてきた、本当の意味の「グローバル&自立型人材育成」を追及していくことには、ゆらぎも迷いもありません。これからも、世界中に広がるパートナーシップを活かし、参加者が「自分の人生にとって大きな影響があった」と思い、自身の行動変容につながるきっかけとなるようなプログラムをお届けして参ります。

20年間会社を率いてきた布留川の後任は大変重責で身が引き締まる思いですが、第二の創業期である気概で、新たな時代にも皆さまと共に成長していける会社でありつづけられるよう社員一同、心を合わせて一つ一つに取り組んで参ります。今後とも変わらずご支援賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。

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創業者メッセージ

グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社創業者 ThinkG株式会社 代表取締役 布留川 勝

グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・
コンサルタンツ株式会社 創業者
ThinkG株式会社 代表取締役
布留川 勝

90年代中頃、私は大手企業のグローバル人材育成の現場で主流だった「とりあえず英語研修」に大きな疑問を持っていました。その当時は、グローバル人材の定義について組織としてのコンセンサスが取れず、企業も研修業界も、グローバル人材=仕事のできる人+英語力という図式が暗黙知化し、思考停止に陥っていたのです。こんなことをやっていても真のグローバル人材は育つわけがないという思いが募り、2000年に現社長の福田聡子と一緒に、グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ(株)を起業しました。

「このままで日本企業はグローバル市場で勝っていけるのか?人の問題をこれ以上先送りしてはいけない!」という強い課題意識を持っていた私は、起業してすぐに、グローバルリーダー育成の本場である米国のビジネススクールを訪れ、教えを乞いました。福田と私という、社員2名のよちよち歩きの会社に、ハーバード・ビジネス・スクールとカーネギーメロン大学は手を差し伸べてくれ、そこから多くを学ばせていただきました。
現在では、国内のコンサルタントや講師陣に加え、欧米アジアのトップビジネススクールや教授と協働する強固な基盤ができ、組織を確かな変革に導く、真のグローバル人材育成プログラムのデザインとコーディネートが出来る企業に成長したと自負しています。

今、日本企業が取り組むべきことは、国内外のトップタレントを採用・評価・育成・配置するノウハウをグローバルレベルに引き上げることです。昨今少し動きは見られますが、日本の法律はまだ高度成長期のままであり、それに引きずられ企業も個人の価値観も年功序列・終身雇用メンタリティが残っています。その結果、日本企業は人材育成のスピードと質で他国から立ち遅れてしまったというのが、私の実感です。創立20期をもちまして私は代表取締役を退任いたしましたが、創業時の思いや課題意識は、共同創業者でもある現社長の福田に強く引き継がれ、会社として今後もこの課題に対するソリューションを提供し続けて参ります。

私は今後、2つの活動を主軸として参ります。

1つ目はグローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ株式会社のホールディングカンパニーとなるThinkG株式会社の代表取締役に就任いたしました。同社内にライフデザインインスティチュートを立ち上げ、創造的でサステイナブルな人生を送るためのリモートワーク及びワーケーションを支援する事業を推進して参ります。

2つ目は、個人のコンサルタント及び講師として、私のライフワークである「日本人の個のグローバル化を通して日本に貢献していくパーソナル・グローバリゼーションの活動」を継続して参ります。2008年に上梓した「パーソナル・グローバリゼーション(幻冬舎MC)」では、グローバル人材の5つのコンピテンシーを定義し、ナレッジワーカー(知識労働者)はすぐに自分グローバル化に取り組むよう提言しました。このワークショップは今後も進化を続けていきます。

創業から20年間を振り返ると、クライアントの皆様、パートナーとしてご支援いただいております講師・コンサルタント・コーチの皆様、そして海外のビジネススクールや語学学校の皆様のおかげで、会社も私自身も大変成長することができました。また、僭越ではございますが、大海に一滴とは言え、日本企業のグローバル化に少しは貢献できたのではないかと自負をしております。

福田聡子にとっては大変な時期の社長交代ですが、既に経営者として十分に力を発揮できると考えております。若輩者ではございますが、ご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。