- 「 企業の成長に求められる『イノベーション』の新しい枠組みと育成について考える 」
Mr. Andrew M. Isaacs (アンドリュー・アイザック)
Executive Director, MOT Program
Haas School of Business, University of California Berkeley
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- 「グローバル人材育成研究会~分科会」のご報告
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- 2008年9月9日(火)
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- 9:00~12:00
SUMMARY
「グローバル人材育成研究会~分科会」のご報告
2008年9月9日(火) 9:00~12:00
今回のグローバル人材育成研究会 分科会では、MOTプログラムなど技術系のテーマで トップクラスのビジネススクールとして評価される、名門カリフォルニア大学バークレー校(UCB) のHaas School of BusinessのExecutive DirectorであるMr. Andrew Isaacsをお招きし、 「イノベーション」について様々な角度からお話頂きました。
Isaacs氏はシリコンバレーの先進的な企業、欧米のグローバル企業、そして日本企業向けの プログラム開発・運営の経験が非常に豊富で、かつMOTにも精通されているという非常に希少性の高い方 です。また、今回は、Mr. Isaacsの来日の機会に合わせて、じっくりと『イノベーション』、そしてUCB における教育など幅広いテーマについてじっくりと語れる機会ということで少人数限定での分科会 形式としました。
【第一部】
「参加者の関心テーマに答える」
前半では、少人数開催のメリットを活かして、その場で、参加者である人材育成ご担当者の
皆様から現在の「教育全般での関心テーマ」を挙げて頂きました。
そして、それらのテーマについて、Mr. Isaacsの考え方、UCBでの取り組み、シリコンバレーに
おける事例などをご紹介頂きました。
1. グローバルに活躍できるマネージャーの育成
2. リーダーとしてメンバーをモチベートする、ビジョンを示す、アサーティブネス
3. 新入社員の自立
4. エグゼクティブ層の育成
5. R&Dスタッフのキャリアパス
6. 学習する文化の醸成
7. イノベーションをどう起こすか?ダイバーシティの要素とは?
8. グループの育成か?個人の育成か?
【第二部】
「イノベーション」とは?
後半は、「イノベーション」をテーマに、まずUCBではどう定義するのか?から始まり、
「イノベーションへの投資効果。The New ROI: Return On Innovation」という考え方を、
世界の名だたるハイテク企業でのデータを元にご紹介頂きました。
そして、「イノベーションの変遷」からUCBで提唱されている「オープン・イノベーション」など、
トップビジネススクールでのMOTプログラムの一部を体験できたとても贅沢な時間でした。
研究会の様子
マネージャーの育成を考える上で、「マネージャーとリーダーの違いとは?」
マネージャーが意思決定する分野は、「コントロールできるもの」、すなわち、自社スタッフ、 予算、資産、ベンダーなど。逆にリーダーが意思決定する分野は顧客、経営など「コントロールできないもの」。 そして、日本企業・米国/欧州企業、中国企業のリーダーのバックグラウンドと文化の違いからくる意思決定 の傾向の違い、企業毎の文化(マネジメント型企業、リーダー型企業)などをお話頂きました。 その中で、「階層が上がってからリーダー教育を行うのはオールドファッション。 これらの意思決定は若手の段階から必要であり、それ故、全ての階層においてマネジメント&リーダーシップ トレーニングを実施することが重要」と人材育成担当者としてリーダー教育の考え方を示唆されました。

- Google社の「イノベーション」を起こす仕組みである“Google Week”について紹介。単なる週1回の自由活動の時間ではなく、どれだけ独創的なアイデアを出せるかの「社員間の非常にタフな競争の場」。

- 「Return On Innovation」R&D活動$1あたり、いくらの営業利益を生み出しているかを計算することで、企業のイノベーション効率を分析する手法を紹介。Dell、サムスン等と比較して、日本企業は一般的に「Over Inventing」(発明のし過ぎ)という厳しい指摘も。

- 「イノベーションはなぜ難しいのか?」その問に対し、学者と技術者に求められるイノベーショの違いを説明。学者に求められるイノベーションは、「(本人にとって)、興味深いか?」逆に技術者に求められるイノベーションは「(世間に)役立つか?」。新しいことを生み出すだけでなく「役立つか」という基準が入る故に難しさが常にあるが、生み出すものの「価値命題」を考えることで、突破口が見出しやすくなる。

- 今、求められるイノベーションの形、「オープン・イノベーションとは?」自社内の研究開発による「発明」→顧客と競合企業の行動を理解する60年代の「マーケットリサーチ」型→プロセス・製品・ビジネスモデルのイノベーションを自社内のリソースで完結させずに業界を越えて社外にもアイデアを求める 。同時に自社のリソースもオープンにすることで相乗効果を生み出す形へと進化している。
PROFILE
Mr. Andrew M. Isaacs (アンドリュー・アイザック)・プロフィール

- 略歴
- UCバークレー、ハーススクールオブビジネス、MOTプログラムエグゼクティブディレクター兼工学部准教授。 ミシガン大学にて地球化学の分野で学位及び修士号取得。 NASAでの主任科学者、Kevex Instruments社でのVice Presidentの後、1994年よりサンフランシスコ州立大学 ビジネス学部の講師、1999年よりハーススクールオブビジネスの講師を歴任。2000年より現職。
- 研究分野
- 「技術系企業の戦略」、「ハイテク分野の企業家事業」、「国際マーケティング」、「US-アジア間のビジネス戦略」など
UC Berkeley, Haas School of Businessについて
- Haas School of Businessは、過去100年間、全てのビジネス分野において革新的なアイデアを生み出し、 ニュービジネスの発信源となっています。 非常に多様で才能あふれる教授、参加者をひきつけ、その学風はコラボレーション、企業家精神、 グローバルな視点、そして新しいアイデアに重点を置くことで知られています。 また、シリコンバレーとの強いコネクションを生かしたプログラム、学際的な研究、授業で世界的に 著名なビジネススクール。
- 【主催】
- グローバル・エデュケーションアンドトレーニング・コンサルタンツ(株)KAIセミナーサポートセンター
- 【会場】
- 日本リージャス日比谷センター
帝国ホテルタワー15階 会議室「紫苑」 - 【対象】
- 人材育成・能力開発担当者
資料お問い合わせにつきましては、こちらまでご連絡ください。
- Tel
- 03-3408-3825
- Eメール
- getc-info@globaledu-j.com
- 担当
- グローバル・エデュケーション 近藤


