「自分をグローバル人材化する方法を考える!」

「自分をグローバル化する方法
~日々の生活の中で
グローバルマインドとスキルを鍛える」
布留川 勝 グローバル・エデュケーション代表取締役
布留川 勝(ふるかわまさる)氏
「新プログラムのご紹介
Being Visionary & Managing Change」
David Wagner グローバル・エデュケーション講師
David Wagner(デイビッドワグナー)氏
「第34回グローバル人材育成研究会」のご報告
日時
2009年6月3日(水) 14:00〜17:30
会場
渋谷サンスカイルーム

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SUMMARY 〜概要〜

「第34回グローバル人材育成研究会」のご報告

2009年6月3日(水) 14:00〜17:30

「自分をグローバル人材化する方法を考える!~Being Visionary & Managing Change 」と題し、2部構成で、自分自身をグローバル化する方法についての考え方、そして実際にビジョンを作り、自ら変化を生み出し、周囲にその方向性を英語で語り、共有できるコミュニケーションスキル育成のプログラムについて紹介いたしました。27名の会員の方々にご参加頂き、大盛況の研究会でした。

 

第1部
「自分をグローバル人材化する方法
~日々の生活の中でグローバルマインドとスキルを鍛える~」 布留川 勝

今回はどのように日々の生活の中で自分自身をグローバル化していくのか、その方法について「グローバル人材に関する5つの『?』」に答えながら、ご紹介いたしました。

グローバル人材に関する5つの『?』
    1. どうしてもならなければいけないのか?
    2. そもそもどんな人材像なのか?
    3. マインドなのかスキルなのか知識なのか?
    4. たとえばどんな人なのか?
    5. どうすればなれるか?

第1の『?』を考える上で、「イノベーションの必要性」、「新興国低賃金人材のグローバル化とハイスペック化」、「少子化の進行と移民政策の促進」、「M&Aなどの経営環境の変化」という4つの観点から、 グローバル人材にならないキャリアリスクについて紹介しました。そしてパーソナルグローバリゼーションのモデル(ビジョナリーシンキング、セルフエンパワーメント、ダイバーシティ、コミュニケーション、グローバルイングリッシュ) をベースに各界の著名人をとりあげ解説。とりわけファーストリテイリングCEOの柳井氏のビジョンに着目。そして、自分をグローバル化するための「守・破・離」のステップと、「守」の具体例を一部ご紹介しました。 また、OFF-JTで「守」を鍛えていく実例として、1年間のコア人材グローバル化コースについて解説。


グローバル人材への「守・破・離」
    「守」=基本を体得 ⇒ グローバル人材
    「破」=他国で鍛える ⇒ グローバルマネージャー
    「離」=多国で鍛える ⇒ グローバルリーダー

第2部
「新プログラムのご紹介
Being Visionary & Managing Change」 David Wagner

第2部では、異文化間コミュニケーション、プレゼンテーションやミーティングスキルなど研修講師、そしてメディアトレーナーとして、高い評価を得ているDavid Wagner講師による新作プログラム、 「Being Visionary」と「Managing Change」を紹介。グローバル人材として、いかにビジョンを多国籍メンバーの中でも共に生み出すのか?そして変化を受け入れ、行動してもらえるようにするには? そこに求められるコミュニケーションの組み立て、質問を使っての場のコントロール術など、戦略的なコミュニケーションスキルについて解説。研修の中でも使われる多彩な演習の一部を実際に体験しながらのセッションは、 講師のユーモアを交えながらのテンポ良いファシリテーションで、そのプログラムの効果性を感じられたとの声を多く頂き、大好評でした。


【3つのねらい】
    1. Control situation using English
    2. Being assertive in English
    3. Actively participate in situations

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FORUM REPORT 〜研究会の様子〜

第1部
「自分をグローバル人材化する方法
~日々の生活の中でグローバルマインドとスキルを鍛える~」 布留川 勝

グローバル人材には、どうしてもならなければいけないのか?

『グローバル人材には、どうしてもならなければいけないのか?』
自分をグローバル人材化するにあたり、その目的が明確でなければならないと考えます。 今回は、ビジネスパーソンとして今後のキャリアにおいてグローバル人材でない場合のリスクという観点から4つの要素について提示:『イノベーションの必要性』、 「新興国低賃金人材のグローバル化とハイスペック化」、「少子化の進行と移民政策の促進」、「M&Aなどの経営環境の変化

そもそもどんな人材像なのか?

『そもそもどんな人材像なのか?』
グローバル人材を目指すにあたり具体的に何を身につけていくか、共有できるモデルが不可欠。 ビジョナリーシンキングとセルフエンパワーメントを中心に、ダイバーシティ、コミュニケーション、グローバルイングリッシュのスキルが共振し共に高め合うモデルを紹介。 従来の「仕事が出来る人+英語力」という大雑把なモデルへのアンチテーゼ。ビジョン構想力や自己強化力への着手の重要性について話す。ファーストリテイリングCEOの柳井氏のビジョン構想力の高さを一例に考えてみました。

どうすればなれるのか?

『どうすればなれるのか?』
決意してからの行動を『守・破・離』になぞらえると、『守』では、 モデルに基づきマインドセットとスキルセットを繰りし活用し、自然に自分のものとして使える状態まで持っていき、結果としてグローバル人材になります。『破』では、 例えば赴任先等でスキルを活用し続け、実践経験を積むことで、自分なりのマネジメントスタイル、リーダーシップスタイルを確立し、結果、グローバルマネージャーになります。 そして『離』では、多数の国・地域でマネジメント経験を積み上げることで、 グローバルリーダーとして成長していくキャリアパスが理想像と考えます。

守(基本を鍛える)

『守(基本を鍛える)』
日々の生活の中で、基本となるグローバルマインドとスキルを鍛えるために6つのカテゴリーとそれぞれの例を紹介。①ビジョナリーかどうか?②思考力は?(ロジカル・クリエイティブ・システム)、③自己強化マインドはあるか?④ダイバーシティに対応しているか?⑤コミュニケーションのスキルセットはあるか? ⑥グローバルイングリッシュに問題はないか?また、人材育成担当者としてOFF-JTで『守』を鍛える例として、1年間でコア人材をグローバル化するコースが『変化』を決意させ、行動を引き出す仕掛けとなっていることを解説。

第2部
「新プログラムのご紹介
Being Visionary & Managing Change」 David Wagner

Are you ready for the future?

『Are you ready for the future?』
この刺激的な投げ掛けから、2つの新作プログラムの一つ「Being Visionary」を紹介。約20年、様々な業界の大手企業で、コミュニケーショントレーナーとして、企業の経営陣向けのメディアトレーナーとしての 豊富な経験を基に、ビジョンを考え、周りと共有する上でのポイントを解説。そのプロセス成功の第一のカギとなるのが「Assumptions」。それぞれが持つ「推測」、「思い込み」の検証をするかどうか。

Back-to-Back (背中合わせ)演習の体験!

『Back-to-Back (背中合わせ)演習の体験!』
Assumptions(推測、思い込み)によるコミュニケーションの齟齬はどのように起こるのか演習を通して体感。ペアを組み、それぞれが描いた絵を背中合わせでのコミュニケーションだけで、相手に絵のイメージを伝え、 どこまで近づけられるか挑戦。まずは、日本語で実践。実際の研修では、言語の問題ではなく、コミュニケーションの戦略性であることを体感するために英語でも実践をする。

Back-to-Back 演習からの気づき!

『Back-to-Back 演習からの気づき』
ペアで描いた絵を全体で共有。互いのコミュニケーションの結果、生まれた絵はオリジナルとは全く異なるユニークな絵の続出で、会場に笑いの渦が起こる。 しかし、そうした中でもコミュニケーションの在り方に関しての重要な気づきが生まれる(前提条件を確認する、全体像を伝える、互いに質問する、確認し合うなど。そしてコミュニケーションは自己責任)。 講師の日本語混じりのユーモアたっぷり、しかし的確な 指摘に参加者からもうなずきが多く出る。

ブレーンストーミングセッションの体験

『ブレーンストーミングセッションの体験』
ビジョナリーな人材は、自分の考えにリミットを設けずに、必要に応じて新しいことに挑戦。互いに前提条件や思い込みを確認しあった上で新たな仮説をメンバー全員で作り上げ、共有するには、ブレーンストーミングが有効。 「企業のビジョンを浸透させるには?」このテーマで、小グループで検討。その後クラス全体でアイディアを共有。講師とともにカテゴリー分け&実現可能性の評価を行い、コンセンサスを作る。講師のファシリテーションスキルの高さを実感。

Questions are your friend!

『Questions are your friend!』
「質問は友」。2つ目のプログラム「Managing Change」の冒頭で紹介するキーワード。これは、日本人が苦手とする点だが、使いこなすことでコミュニケーションの場をコントロールできる非常にパワフルなツール。 Wagner講師の全てのプログラムで一環して流れるメッセージ。組織構造の変化、コスト構造の変化、プロセスの変化、文化的な変化などを生み出し、メンバーとともに変化を受け入れ行動に向かうために「質問」を有効活用し、将来像を共有。

質問活用の演習

『質問活用の演習』
「顧客との会話」という場面設定で、自分にとって厳しい現状を打破するためにどのようなアクションを取るか?「アウトオブボックス」(枠を超えて)思考に挑戦。そのステップに ①自分自身のものの見方に質問を投げかける、②現状改善のための選択肢を探す、③選択肢の幅を広げるために質問をさらに使う。そこで、3種類の質問情報引き出しのオープンクエスション、場のコントロールの クローズクエスション、確認のチェッククエスション)を紹介。

アクションステップ: 計画から実行へ

『アクションステップ: 計画から実行へ』
質問やブレーンストーミングなどの手法を活用して、変化を生み出すには4つのステップがある。①変化の必要性を認知、②変化を生み出すことへの決意(自身へのコミットメント)、③関わるメンバー全員での共有、④変化に向けての準備と実行。 研修のまとめとして、計画から実行を促すために、実務における解決すべき課題について検討。自分自身に質問を投げかけ、5つの具体的行動に落とし込むことを解説。

質疑応答

『質疑応答』
David Wagner講師のプログラムの特徴は、①「戦略的なコミュニケーションスキル体得」、②演習中心、③的確なコーチング、の3点にあります。①と②を今回、体感して頂きました。③は、実際の研修においては、 ロールプレイの模様をビデオ撮影。「Video Never Lies!」(ビデオは嘘をつかない!)。ビデオを通しての客観的なフィードバックは、厳しくも鋭く、参加者に気づきを促し、確実なスキルトランスファーを起こします。

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VOICE 〜参加者から寄せられた感想〜

【布留川 勝(弊社代表)
自分をグローバル人材化する方法
~日々の生活の中でグローバルマインドとスキルを鍛える~】

  • 実はまだ社内で「グローバル人材」「グローバル化」といっても自分は関係ないと関している者もいる。それらの人に是非聞かせたい内容と思った。毎回興味深く聞かせていただいてます。(製造)
  • 普段漠然と、パーツ、パーツで考えていたことが整理できた。(製薬)
  • いつもながら明確で筋の通ったプレゼンに感心しております。グローバル人材の育て方の大きな参考となりました(石油)。
  • グローバル人材の5要件がトレーナブルというとこでダイバシティ推進を社内で担当している立場のものとして勇気付けられました。(化学)
  • よく理解できました。先日竹中平蔵氏の基調講演を聞いていたが共通した考えが多かった。(化学)
  • グローバル人材の定義が印象に深かったです。特にビジョナリーということ。どうすればこれが鍛えられるか興味があります。(精密機器)
  • 布留川さん、グローバル・エデュケーションの考えには共感を覚えますし、それを社内に展開するのが自分の役割 だと思っています。(製造)
  • 「ビジョナリーシンキング」ぼやっとではなく、カラーで、動画で見えるようにトレーニングしたいと思いました。(製薬)

【David Wagner講師
新プログラムのご紹介~Being Visionary & Managing Change~】

  • 引きつける力、コントロールする力、間の取り方など本当に素晴らしいと思った。英語力の足りない私でも何とか  理解できたのは講師の力だと思う。(製造)
  • とても面白かったです。英語もわかりやすいし、参加型だったので楽しみながら気づきを得ました。(化学)
  • ファシリテーションは素晴らしく感じました。とくに初めて会う人達同士でありましたが、場を盛り上げて頂きました。(教育)
  • 速くて難しい・・・と思ったのですがそのテンポの良さも必要なのだとわかりました。(製造)
  • 大変刺激になりました。DAVIDさんにマインドコントロールされたらグローバル人材への近道になるでしょう。仕事を進める上でいいアイディア、テクニックをもらえました。(製薬)
  • ファシリテーターとしての方法論を実践している姿が大変参考になった。(製造)
  • 非常に受講生との関わり方がうまく、全体の雰囲気の作り出し方に心地よさを感じさせられました。(食品)
  • 非常に面白く興味深く参加させて頂きました。内容も講師の方のスキル、パーソナリティに負うところが大きいと思います。(化学)
  • 講演の内容、説得力、表現力、受講者とのコミュニケーションどれをとってもとても素晴らしかったです。質問でコントロールするということを学びました。(精密機器)

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PROFILE

David Wagner氏・プロフィール

David Wagner

略歴
グローバル・エデュケーション講師
東京在住の国際ビジネス・トレーニングの専門家で、NHKテレビ講座「3か月英会話」講師として有名。1987年以来、様々な業界の大手企業で、数多くのセミナーを実施している。米国コロラドのフォート・ルイス大学で学士、カリフォルニアのモントレー国際研究所で修士を修めた。専攻は日本の政治と経済の構造。The Rocky Mountain Newsの日本レポーター、The Daily YomiuriとThe Mainichi Daily Newsのコラムニスト。また、日経アソシエにビジネスコミュニケーション講座連載。現在は、会社社長、CFOへのメディアトレーニングでも活躍中。著書は既に19冊を数える。
プログラム
異文化間コミュニケーション、Eメールライティング、テレカンファレンス など

資料お問い合わせにつきましては、こちらまでご連絡ください。

Tel
03-5408-7488
Eメール
getc-info@globaledu-j.com
担当
グローバル・エデュケーション 近藤

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