布留川 勝の人材育成の現場日記

米国人のグローバル人材と香港ライフ

2010/11/09

エッセイ

グローバル人材育成

Steven

香港4日目はようやく晴れである。
昨日は、6年前まで弊社の講師であったSteven(写真左)と会って中国ビジネス全般と香港トレーニング事情について話を聞いた。彼は6年前まで日本で企業のグローバルスキルワークショップのファシリテーターとして活躍していたが、突如中国に拠点を移すと決めて、香港に移住してしまった。彼は米国人のグローバル人材というイメージの人で、香港に移住した理由は、起業しやすい文化、英語が使える、税金の安さであるという。フラット化した世界では、彼のように自分の仕事とライフスタイルにぴったりの場所を自由に探して決める。国会ではTPPへの参加の是非が議論されているが、グローバルで活躍できるマインドとスキルのある人材には、益々選択肢が増えてきていて、国も早くグローバル対応ができないと、優秀な人材の獲得ができないだけではなく流出という事態になる。それは国難である。

StevenはこちらでTVCMのプロデューサーとエデュケーショナルコンサルタントとして活躍中である。米国人であり、日本通のStevenから聞く、中国、香港そして彼のビジネスエリアである上海や深センをはじめとした中国の主要都市、マカオのビジネス文化やライフスタイルはなかなか視点がユニークで面白い。彼曰く、当然個人差はあるという前提条件で、日本人が中国人と比較して懸念されることは、グローバルに対するオープンな姿勢と起業家精神の弱さだという。そして、この二つはグローバルで活躍できるプロフェッショナルとしては必須要件である。

日本人ビジネスパーソンが、グローバルマインド/スキルを学ぶ場として私が一押しにしている場所はニューヨークであり、弊社は10年前にニューヨーク大学とMini-MBAのGlobal Certificateという短期(3-4ヶ月)のプログラムを展開している。このプログラムの修了者の成長振りはやはり群を抜いている。やはり、ニューヨークという人種の坩堝でニューヨーカーや世界中から集まったプロフェッショナルにもまれるインパクトは人を変えるパワーがある。

そして、私は今、中国でグローバルプログラムを開発できないかと模索中である。場所は上海か香港で迷っている。ニューヨークと香港と上海の共通点は、コスモポリタンであるということである。すなわち、もっともグローバルとダイバーシティという言葉がしっくりくる街なのだ。


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