布留川 勝の人材育成の現場日記

7月12日(木)に、第169回G研
「英会話レッスンで投資効果はありましたか?出るべきひとではなく、”英語好き”だけが集まってしまう、、予算を効果的に使った研修体系作りとは?」 を開催した。

自著をワークショップ化した「パーソナル・グローバリゼーション(自律/自責で自分をグローバル化しましょう)」と弊社専務福田聡子の「右脳型英語学習法」を英語研修のキックオフとして使っていただく事例が増えてきた。

このワークショップは、なぜ自分をグローバル人材にしなければならないのか、かつグローバル人材の能力要素は何か、その能力をどのように身に付けていくのかをワークを通して学んでいく。

「なぜ英語学習するのか?」が腹落ちしない状態で、英会話レッスンや教材を配ってもまるで「ざる」に水を注ぐようなものである。

残念なことに日本企業におけるこの30年間の英語研修投資「とりあえず英会話レッスン」が続いている。その結果世界中にミーティングでも電話会議でもパーティーでも無口で居心地の悪そうにしている日本人像を定着させてしまった。このことが作り出す経済効果へのネガティブインパクトは多くの日本人が思っているより大きい。

私のワークショップを受講後、先日こんなコメントをいただいた。「なるほど、勘違いしていた。忙しいのに英語だスキルだと無理矢理グローバル研修を受講させられ、いつの間にか被害者みたいになっていた。我々の世代が日本を引っ張ってグローバルで勝っていかなければ、そのツケは自分たちの子供にまで行ってしまう。やるしかない。今日はありがとう!」

特にサラリーマンタイプではない、社内でリーダーシップをとっているどの人材ほど「自分のグローバル人材化は自責。英語力アップは主体性を持って自律的行うが筋だ」という私の主張に共感していただく。

やっとそんなマインドになった受講者に対し、セミナー終了後、企業の研修ご担当者は「ご多忙中に本当に申し訳ございません。30分後からTOEICの受験をこの会場で行いますので間違いなくお戻りください。」などとまるで謝罪しているようなアナウンスをすることが多い。

私は心の中で、「お願いだからそれを止めてください!」と叫んでいる。

本来なら自律的にグローバルで通用する人材に成長しなければならないのにそれを怠っている人に人事部が謝罪する必要があるのだろうか?私はずっとそれを不思議に思っている。人と言うのは、謝罪されると何となくそれが正当かどうかは別にして、謝罪する側に対し優位に立ってしまう。「そこまで言うなら英語勉強してやろうか?忙しいけどTOEIC受験してやるよ」となってしまう。英語と言うものは、継続学習しなければ絶対ものにならない。勉強してやってる人は、決して継続などしない。会社が設定した研修に出席すればそれで終わりである。教材を終了してしまえば、それで終わりなのである。

今日先進国でも新興国でも、誰も謝罪されてグローバルスキルや英語を学んでいるわけではない。自分のキャリアの為、人生を成功させるために自律的に学んでいるのだ。

日本は国は世界で最後に残された、「しょうがないから英語を勉強してやる」と考えるエリートが存命している国なのだ。

G研当日は、弊社専務の福田聡子から英会話レッスンや教材を配る旧型英語研修体系の代替案の提案と彼女のワークショップ「右脳型英語学習法」のデモも取り入れながら行った。写真は当日の様子。

 


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