布留川 勝の人材育成の現場日記

4月も3週目が終わろうとしている。
特に、新入社員研修を担当されていらっしゃるご担当者様にとってはまさに怒涛の日々だったことだろう。

新型コロナウイルス感染拡大防止によって、過去ずっと対面で実施してきた新入社員研修を急にオンライン化せねばならなくなった。PCやネットワーク環境など、オンライン化に向けて急ピッチでハード面を整えるのもかなり苦労されたはずだ。ハード面が整って、同時並行的に研修のソフト面、つまり「何をどう学ぶか?」も整えなければならない。対面研修をそっくりそのままオンラインで実施することは出来ないからだ。「正直、新入社員研修がネタ切れ…」「時間をどう埋めるか…」という悲鳴に近い声も聞こえてくる。

知識はEラーニングで学べても、「対話から生まれる気づき」はなかなか、Eラーニングでは得にくい。また、このような人と人との直接の対話が制限されている中だからこそ、画面越しであっても対話の重要性がより増している

当社では、3月末から今週にかけて、延べ1,000人以上の方々に当社のオンラインコースを受講いただいた。当社のオンラインライブ配信では、集合研修のクオリティを保ったまま、オンラインで配信している。受講者同士の対話や気づきの醸成を重視していることもあり、受講者の評判も上々だ。オンライン配信が主流になったこともあり、当社はスタジオ化している。新たな挑戦だが、当社の大切にしている価値観の一つでもあるPathfinder (自分自身で道を拓く)精神が試される時だとも思っている。

新型コロナウイルス感染防止で「企業研修」はどのように変わったのか?をテーマに、4/30(木)にオンラインG研も企画中だ。オンラインの知見は、どんどんシェアしていき、皆でよりよいものを作っていくことが大切だと思っている。ぜひご参加いただければ嬉しい。

写真は「右脳型英語学習法」をZoomで190名の新入社員に講義中の福田聡子(当社専務取締役)

 

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