世界へ羽ばたくために、自分自身をアップデートしよう
先日、2025Miss SAKEファイナリストの皆様に、世界へ羽ばたいていくために必要な「グローバル人材としての力」を考え、習得する機会として当社代官山オフィスにてセミナーを開催いたしました。
Miss SAKEのプログラムは、「日本酒と日本文化を発信するアンバサダー」として世界で活躍し、「一人の女性として自立し、輝く」ための成長と学びを得ながら、6月の最終選考会に向けて研鑽を積んでいくカリキュラムです。当社では毎年、本プログラムにおいて、グローバルに活躍するためのマインドとスキルセットのパートを担当させていただいております。
世界基準のビジョンと、挑戦への強い意欲を持つ皆さまとのセッションは、毎年私たちにとっても大きな楽しみのひとつです。講師は、当社創業者の布留川。2018年に発刊した著書、「パーソナル・グローバリゼーション」をベースとしたプログラムで、ファイナリストの皆さんとの活発なやり取りの中セッションが進みました。
語学力だけでは、真に“世界で通用する”とは言えません。大切なのは、相手の文化や価値観を理解し、心と心をつなぐ力です。
AIをはじめとするデジタルツールを自在に使いこなしながら、日本の文化を深く理解し、世界中の人と心を通わせる。そのようなバランス感覚こそが、未来を切り拓く力になります。
デジタルスキルが高くても、表現力や共感力がなければ、伝わるものは限られます。プレゼンテーションやスモールトークの場面でも求められるのは、単なるテクニックではなく、総合的な人間力です。総合的な人間力があることが求められるグローバル人材に必要なのは、以下の3つの力です。
・アダプティブアジリティ(変化に適応し飛躍する力)
・デジタル活用力
・ カルチャーアダプテーション力(異文化と調和する力)
グローバルは「特別な人」だけのものではない
セミナーの中で、参加者のお一人が次のように語ってくれました。
「自分はグローバルな世界には向いていないと思っていたけれど、今日の話を聞いて考えが変わりました。グローバルとは特別な誰かだけのものではなく、自分自身の中にある可能性を広げていくことなんだと気づきました。」
グローバルとは、限られた“誰か”のものではありません。誰もが、自分らしい方法で世界とつながり、未来を切り拓くことができるのです。
参加者の中に芽生えた小さな「変化」は、きっとこれから大きな力に育っていくでしょう。
それこそが、「パーソナルグローバリゼーション」── 自らの手で未来を広げていく第一歩なのです。
自信は一歩ずつ、積み上げていくもの
自信とは、生まれ持ったものではありません。
好きなことに情熱を注ぎ、困難にも毅然と立ち向かう中で、静かに、しかし確実に培われていくものがあります。それは、本当に大切な時に自分を支える底力です。
日々の積み重ねの先にしか、手に入れることはできません。
未来を描き、今を生きる
リーダーシップとは、単に先頭に立つことではありません。
自分自身の未来を信じ、明確なビジョンを描き、自らに力を与え続けることです。
・ビジョナリーシンキング(理想の未来を描く力)
・セルフエンパワーメント(自らを鼓舞し続ける力)
この2つを持つ人だけが、いかなる時代においても、いかなる場所においても、輝き続けることができるのです。
多様性を受け入れ、未来へ進む
日本人は、ディベートや異文化コミュニケーションに苦手意識を持つことがあります。
しかしながら、それは「能力」の問題ではありません。単に「慣れ」の問題に過ぎないのです。
異なる意見を尊重し、自分の意見を堂々と伝え、柔軟に世界と向き合う。
そのような力を、これからの時代、私たちは育んでいくべきです。
まとめ―未来は、あなたの手の中に
未来を切り拓くために必要なのは、単なるスキルにとどまらず、以下のような力です。
・自己変革力
・異文化適応力
・デジタル活用力
・信念に基づく行動力
今回のセミナーで学んだこれらの力は、まさにこれから世界へ羽ばたいていく皆さんにとって、欠かせない要素です。
MISS SAKEファイナリストとして磨いてきた美しさや品格に加え、グローバルな視点としなやかな強さを手に、世界と未来に堂々と挑戦していっていただけたら幸いです。
自らの可能性を信じ、ビジョナリーな目標を掲げ、歩みを止めず進み続ける皆さんのこれからに、心よりエールを送ります。
当日のレポートをMiss Sake ブログにも掲載いただきました!
あわせて是非ご覧ください。