布留川 勝の人材育成の現場日記

Earth Workers

2010/03/26

エッセイ

Earthworkers

先週の土曜日に1年間のグローバル人材育成研修の成果発表として役員へのプレゼンテーションがあり私も参加した。

タイトルの「Earth Workers」は、研修受講者の1グループが掲げたプレゼンテーションのタイトルである。
このグループメンバーが作った造語であり、辞書には掲載されていないが、
世界中どこでも働ける人々』という意味が籠められている。
プレゼンテーションではそうした人材をマネージャーとして育てていくことで、
グローバル化の展開を加速させていくことの決意が表明された。

今、企業の中核人材が問われているのは、『世界中どこでも働ける人材』かどうかである。

『世界中どこでも働ける人材』すなわちこのような人材である、

自立していて、軸があってぶれない。
ビジョナリーで柔軟性に富み、
ロジカルかつクリエイティブで全体を俯瞰できる思考力。
そして、状況に応じて最も効果の高い
コミュニケーションのツールを使いこなせ、
それらを表現できる英語力を持つ

ちなみにこの研修では、今年度初めて韓国・メキシコ人を含む多国籍での研修となった。
今回のプレゼンテーションでは、皆、16名でハードだが楽しい1年間を仲間と共にし、社長はじめ8名の役員の容赦なくかつ本質を突いた質問にも堂々と答え、
全員が大きくグローバル人材ととして大きく一歩を踏みだしたことを印象付けた。

成果発表後の懇親会で参加者の一人がこのような感想を述べてくれた、
この1年は、10年分の学びを得たような感じでした

ジョン・アダムズ(米国第2代大統領)の言葉がある。

教育には二種類ある。
一つは生計の道を教えるもので、
もう一つは生き方を教えるものだ。』

このグローバル人材育成研修は、スキル・知識を身につけるだけでなく、
後者の「生き方を教える」ものともなっていると感じた。

写真は当日の様子。

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