布留川 勝の人材育成の現場日記

G研報告:4時間でわかるメンタルマネジメント現状と対策(国内&国外)

2013/12/10

グローバル人材育成研究会(G研)

ダイバーシティ

先日の水曜日に、第95回G研
『4時間でわかるメンタルマネジメント現状と対策(国内&国外)』を開催した。

第一部では、私より『強いメンタルで多様性に対応できる人材を育成するには』
と題して、海外赴任者が遭遇する事例や
現地社員からの声、そしてメンタルヘルスについてお話した。

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海外赴任者のメンタルヘルスの問題として、
仕事のモチベーション低下、人間関係の複雑化、異文化対応力の欠如、
周囲からのサポート不足、また家族がうつ病になってしまう
などがあり、
特に、赴任前に十分な準備を行わずにグローバル環境に、
放り込まれてしまった赴任者のメンタルヘルスは年々増える傾向にある。

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また現地社員からの赴任者に対する不満の声というのもよく耳にするのが現状である。
例えば、「グローバル化ではなく、常に日本流を押し付けられている」、
「赴任者の言語・異文化スキルが低く、コミュニケーションが成立しない」など、
現地社員からの厳しい声は後を絶たない。

「慣れない土地で成果を出す」、というのは非常にストレスの高い状況である。
その人材がその海外赴任先に適任であるか、
赴任前に人材のミスマッチを未然に防ぐのも大切である。また当日は、赴任前に活用できるスキル測定と人材特性の適材配置を測定できるツールもご紹介した。

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メンタルヘルスを未然に防ぐためにも、
赴任前研修をしっかり実施し、英語の基礎力やダイバーシティ力を身に付け、
強いメンタルで活躍できる人材を育成することが必要である。

第二部では、脇田講師による
『自己と他者の「認知の傾向」を知るメンタルマネジメント』をご体験いただいた。

脇田講師のメンタルマネジメント研修は、自己と他者の
認知の違いに焦点を当て、
アセスメントや数多くのペアワークを通して、
メンタルヘルスだけではなく、他者とのコミュニケーションで
より深い気づきを得る研修
となる。

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脇田講師が研修前にいつもおっしゃる、他者を理解するために大切な3つルールは、
①否定しない、②アドバイスしない、③ソリューションしないである。

メンタルヘルスで悩んでいる方には、ついつい相手のためだと思って、
色々と助言してしまいがちであるが、一番大切なことは、
まずは相手の状況、気持ちを理解し、受け入れることである。

当日は、様々なワークやディスカッションを通して、
どれだけ「自分」が大切にしている価値観が「他人」と違うかを、体験いただいた。
例えば、自分の価値を「他人の評価」、「仕事の業績」、「人に愛されているかどうか」などで測る傾向があるかなど、結果をお互いに見せ合いながら、なぜそのような考え方をするのか、
具体的な行動や経験を交えて、自分自身そして相手を理解することの重要性を体感いただいた。
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自分、他人が持つ「価値観」に良し悪しがあるわけではないが、
自分と違う考え方を持った人がいる、そしてその広がりを理解することがグローバルで活躍するには重要だ。
例えば、海外赴任前であればその国での「価値観」の傾向を理解するように努めたり、
接する相手に応じて、自分の話し方や伝え方を変える必要もある。自分を変えるのではなく、スタイルシフトすることが大切である。
日本であれば プロジェクト前は残業してでも期限内に仕上げるなど、
「当たり前」と思っている価値観が海外では通用しないことも多くある。

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お互いの価値観を理解し合い、相手を受け入れるその柔軟さがグローバルでは求められる。
そんなことを改めて感じた一日であった。

[脇田講師と、ディレクターの福田と私で]
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研究会終了後には、忘年会を実施し、多くの方にご参加いただいた。
メンタルヘルスの問題を直接脇田講師に質問いただいたり、
グローバル人材育成の課題をご担当者で意見交換し合うなど、
皆様にとって有意義な時間となったのであれば幸いだ。

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12月のお忙しい時期にお越しいただいた皆様に、心より感謝申し上げたい。
今後も人材育成企画にお役立にたてる内容・テーマで研究会を開催していくので、
是非、来年もお越しいただければ幸いである。

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