布留川 勝の人材育成の現場日記

G研報告(155回)(後編)「理想のチームとリーダーの役割 ~チームがうまくいかなくなるアンコンシャスバイアス~」

2017/12/21

グローバル人材育成研究会(G研)

リーダーシップ

第155回G研(2017年10月30日(月))は、
『理想のチームとリーダーの役割
~チームがうまくいかなくなるアンコンシャスバイアス~』

と題して、守屋智敬講師をお招きして開催した。

第1部では、私から『“人生の輪”を豊かにするセルフエンパワーメントの力』という
タイトルで、人生を8つの分野に分けて満足度を測り、自分を見つめ直すツールの紹介や、
セルフトーク(独り言)の重要性、そして最近話題のマインドフルネスについてお話した。

第2部で登壇いただいた守屋講師は、リーダーシップに関する書籍も
多く執筆されているので、もしかするとご存知の方も多いかもしれない。

今回テーマに取り上げたアンコンシャス・バイアスとは、
無意識に持っている偏見や思い込みや囚われのことだ。
最大の問題は、悪気はなく、そのことに自分に気づいていないことだ。

例えば、次のようなことは、アンコンシャス・バイアスの例だ。
・周りで危険なことがあっても「自分は大丈夫」と思ったことがある
・血液型をきいて「○○なタイプの人だ」と思ったことがある

脳は無意識に自分に心地よい理由を作り上げ、責任を回避するような動きをするそうだ。
そのため、自分に都合のよい思い込みに知らず知らずのうちにとらわれてしまうのが
アンコンシャス・バイアスの怖いところ
なのだ。

それでは、アンコンシャス・バイアスに振り回されないように
するためにはどうしたらよいのだろうか?

重要なのは、「これって、わたしのアンコンシャス・バイアス?」と
自分自身に問いかける
ことだ。
アンコンシャス・バイアスは、無意識に起こることだからこそ、逃げられないが、
それをきちんと認識することで、自分の行動を変えることは出来る。
リーダーとしても、自分がメンバーに対して無意識に抱いている
アンコンシャス・バイアスに気づき、行動することで、お互いの理解が深まる。
自分がメンバーに貢献するような態度を示せば、メンバーも必ずそれに応えてくれる。
チームとはそのように成り立っている。

ひと昔前までは、精神論では?というリーダーシップ論も見られたが、
最近は、脳科学の研究が進んでいて、人の行動を科学的に分析したアプローチも多い。
リーダーシップ開発は今後も発展が楽しみな分野だと、研究会のたびに思う。

 


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