布留川 勝の人材育成の現場日記

今なぜフィロソフィーなのか?

2010/03/10

グローバル人材育成

リーダーシップ

多国籍セッション

Philo2一昨日大手通信関係の企業にて、海外マネージャー向けのフィロソフィー研修があり現場を訪れた。

「企業理念」と訳されるフィロソフィーは、それぞれの企業がその企業である所以を凝縮した言葉である。

今回は弊社講師のDr.James Doughertyとその企業のフィロソフィー担当のA氏の2名が講師を担当した。
(写真は、James Dougherty、 A氏、私)
受講生は5カ国(米国、韓国、シンガポール、イギリス、中国)から6名が参加しており、今年度からの新たな試みである。

背景としては、各国オフィスがグローバル戦略を実行していくにあたって正しい判断をするためには、判断の拠り所となるフィロソフィーについての理解を高める事がまずは重要だと考えたからである。

Dr.James Doughertyの役割は、フィロソフィーとはそもそも何か?そしてグローバル企業の事例紹介だ。
A氏の役割は、自社のフィロソフィーの意味を咀嚼して、日々の行動に落とし込む上でのファシリテーションをされている。
2人は多くの打ち合わせを重ね、息がぴったりでそれがスムーズに参加者に伝わった事を感じた。
また、A氏からは心から自社のフィロソフィーにコミットしていることが伝わってきた。

先日のブログでも企業のグローバル化に向けて「制度作って魂入れる」ということを書いたが、A氏はまさに魂を入れていらっしゃる好例だろう。
私自身、リスクマネジメントの観点からも社員一人一人が「いざ」という時の判断の拠り所として、フィロソフィーをしっかり研修しておくのは必要だと考えている。

この企業がフィロソフィーをグローバル展開の大切な要素として切り出して、A氏が丁寧に魂を入れている姿には、心から共感する。

昨日・本日は、マネジメントスキルのコンテンツに入っているが、アテンドをしているディレクターの福田から、初日のフィロソフィーがしっかりと参加者一人一人のアウトプットの中に織り込まれているとの報告が来ている。

こうした研修はスキル研修のように、即日効果が出るものではなく、可視化しにくい
しかし、こちらの企業のように、丁寧にそして着実に一歩一歩を踏み出していくことで、数年後には社員一人一人の行動においてきっと大きな違いとなっているだろうと確信している。

philo1


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